胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
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「そんなに怖がらなくてもいーじゃん」
次に栞が目を開けたとき、そこにいたのは黒い燕尾服を纏い、シルクハットを被って、八重歯の覗く口元に、薄い笑みを浮かべた若い男だった。切れ長で少々ツリ気味の眼をしており、短髪の冴える、まぁイケメンである。しかし、身長は160cmあるかないかぐらい。
「お前の夢の中で、俺が食べようとしたのだって、たかが“影だけ”だぜ?」
栞が固まったままでいると、多分正体はさっきの怪物である彼は、栞の顔を覗き込むようにして続けた。
((参加者増えた♪
この調子で
続いてってほしい♪by尾))
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