胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
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「--桜井さん。これから話すことは…落ち着いて聞いてちょうだい。」「…?何ですか、先生。」談笑していた時の笑みとは一転、真剣味を帯びた保健医の表情に身構える栞。イツキの隣に腰かければ、安心させるように彼女が手を握ってくれ。--いつもより少し冷たいようなそれに此方も指を絡ませ。「最近になって、“魔物”が私達--人間の生活圏に侵入していることは…知っているかしら?」「…はい。」実害は無いものの、その恐ろしさは様々なツールによって語り継がれていた。「今日現れたのは…影を食べる魔物だったわね。」フラッシュバックのように、その時の光景が脳裏に鮮明に浮かび上がる。此方の表情の変化に気づいたのか、イツキは手を握る力を僅かに強くし。
((長くしすぎてもアレなので一旦区切ります!結局、保健医さんからの話が書けませんでしたが…(汗)宜しければどなたかどうぞ。
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