桐 こんに、ちわ…(頭に乗った枝を手に取る相手を見ればさっさとここから逃げようと木を降りていて、しかし相手が此方へと向かってくるのに気付けば慌てて元の位地に戻って相手を見ると同時に風を切る音と共に頬に走る痛み。恐る恐る頬へと触れれば血が滴り落ちていて、相手の手に枝が見当たらない事に気付けば先程の枝を投げられたのだと分かり、掛けられた声にビクッと肩を揺らせば掠れる声で小さく手を振ってみて