ぬすん 2014-09-02 19:59:17 |
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>羊川
なんだ、これ。…枝?
(ぽとりと頭の上に落ちてきた枝を手に取り、指で摘み転がしては眉を顰めて。頭上に木などないため落ちてくるはずもなく、飛んできた方角を睨み見ればゆらり立ち上がり、匂いからだいたいの位置を見極めるとそこ目掛けて軽い枝を有り得ない速度で投げつけて「おい羊。居るのは分かってる」と降りて来いと言わんばかりに低い声で
>桐生
まだ怒ってはない。喧しい靴音に貴重な昼寝の時間を邪魔されただけだ
(漆黒の耳と尾を見て同族だと確信するが、その軽い態度は己とは反りが合わないと瞬時に理解し、座ったまま邪魔者を見る目で見上げ刺々しく上記を呟いて。続く言葉には眉間に皺を寄せ「そう言う口説き文句は羊にでも言ってくれ。…あんま俺をからかうと本気で怒る」と前述は呆れ口調で言い、後述は淡々と述べながら牙をちらつかせ声を低くして述べて
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