ぬすん 2014-09-02 19:59:17 |
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理緒
ひっ……やっ…俺、美味く…ねぇ(気づかないでくれという願いも虚しく目が合えばビクッと肩を揺らして。早く降りてくる様に急かされるとブンブンと首を振って己は美味しくないと述べて、抱きかかえていたリスの首元をくわえると更に上へと登っていき。頂へ近くなれば近くの手頃な幹へ腰掛けながら下でコツコツと靴を鳴らす相手をチラリと見下ろすと、あまりの高さに慌ててしっかりと木の枝を握っていて
(此方こそ、よろしくお願いしますっ!)
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