くれんの? 腹減ってたから助かるわ。 (隣りを並んで歩く彼から菓子を渡されると、部活終わりで丁度腹が減っていたこともあってか嬉しそうに声を上げる。それを手にとっては「ありがと。あれ、直起のはないの?」と改めて礼を言い、自分を今まで待っていた彼は腹が減っていないのか、その間退屈ではなかったのかと気になり眉に皺を寄せて。)