おー、悪い悪い。でも、ちゃんと待ってんじゃん。 (玄関で彼の姿を捉えると安堵したように息を吐き、此方も歩み寄る。此方を見上げて小声で文句を垂れる様は予想していたものの、それでもきちんと待っていた彼に嬉しそうな笑顔を見せると掌を彼の頭上に乗せて。「んじゃあ、帰ろうぜ。」と、鞄を肩に掛け直すと校門へと歩いてゆき。) (大丈夫です。これから宜しくお願いします。)