主 2014-08-09 03:24:00 |
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> 野々瀬
…っ!___野々、瀬?
( 突然しゃがみ込んでしまった相手に視線合わせるよう此方も腰を落とすも、明らかに動揺している彼を初めて目にし、口元に手を添えれば何故かうつるようにかぁっと頬が熱くなるのを感じて。たまたま見たテレビの影響で、自分の“口を塞ぐ”という行為はこれが普通だと思っていた為、何の躊躇いもなかったが、今更相手にしておいてこの高鳴る鼓動は何なのか。よく分からず、ただ頬の赤みを消そうと必死な相手を見据え「野々瀬が、…口塞いでほしいからわざと言ったのかと、…」だから、悪ノリは良くないだろ!何て、最終的には彼に注意を呼びかけていて。“新鮮”と相手の口から聞けて頬を緩めれば「多分…まだまだ知らないこと、たくさんあると思う。だから、少しずつ埋めていこうな?」己は相手にいつまでも付き合うんだと、主張してはふんわり微笑んで。触れられるのが怖く見えたのは自分の気のせいなのか。へらりとした彼の笑みを見ると安心してしまう自分がおり。相手の上から退けば最初に誘われた隣へと腰を下ろして。「…野々瀬の好きな食べ物教えて?」ぽふ、と相手の肩に頭を預けて寄りかかっては突然質問を投げ掛け。 )
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