男子校 　/ bml

>みｰ君先輩
____やんなｰ｡..ｯ?!な､何や..｡
（　彼の言葉に最後の呟きは聞こえてないかと思ったが聞こえていた様で｡ﾈｸﾀｲを引っ張られれば驚いた表情を浮かべたまま唇に柔らかい感覚｡一瞬だが確かに触れたのは唇同士で｡頬を赤くすれば動揺しているのか上記を述べては恥ずかしさからかﾊﾞｯとしゃがみ｢____..聞こえとったんか､可愛いって言葉｡..油断しとった｡｣と前記を述べて頬を押さえたり伸ばしたりしながら赤みを消そうとして｡｢____そやな｡初めてばっかやけど..新鮮やで｡｣と彼の言葉に小さく頷きながら前記を述べてはﾍﾗﾍﾗ､と笑みを溢して｡あんな奴等にこうやって頭撫でられるよりも先輩に撫でて貰った方がわいはええ｡ぼんやりと考えながら大人しく撫で受け｡｢____怖くは無いで?ただちょっと吃驚しただけやで｡｣と彼の言葉に前記を述べてﾍﾗﾍﾗ､と笑みを溢して｡怖くは無いが少しだけ苦手な位で別に先輩が触れて肩を揺らしたのは吃驚しただけや｡何て考えながら彼を見詰めればﾍﾗ､と｡｢____ええよ､そんな遠慮せんでも｡知りたい事だけ聞けばええし｡｣と彼を見遣れば前記を述べてふ､と微かに息を吐き出してﾍﾗﾍﾗ､と笑みを溢して｡先輩にやったら話せるかも知れへん､此れはただ何と無くやけど｡何て考えながら彼を見詰めていると誤魔化す様に笑みを浮かべ上から退こうとする彼を見れば｢____其ならええけど｡｣と前記を述べてﾍﾗﾍﾗ､と笑みを溢して｡嗚呼､吃驚した..｡不意に彼がわいから遠くに､何処かに離れてくんじゃないかって思た｡ふ､と微かに息を吐き出して軽く髪を掻いて彼を見遣り｡離れて行っても自業自得やな｡何てぼんやり､と考え｡　）