男子校 　/ bml

>みｰ君先輩
____可愛ええのはほんまや｡
（　むす､とした表情を浮かべた彼はやっぱり可愛ええ｡ﾍﾗﾍﾗ､と笑みを溢しながら上記を述べてふ､と微かに息を吐き出して彼を見遣れば前で両手を合わせて何かを言う彼を不思議そうに見れば｢____何を言うとるんや｡｣と首をゆるり､と傾げれば前記を問い掛け聞いてみたり｡貴方は何も知らない､と言う彼は何処か不思議な部分も有るけどやっぱり可愛ええ部分も有る｡ぼんやりと考えていると緩く首を傾げて此方を見る彼に悟られない様にﾍﾗﾍﾗ､と笑みを作り彼の髪をﾎﾟﾝﾎﾟﾝ､と撫でながらふ､と微かに息を吐き出して彼の髪を撫で続けて｡抱き枕か､と言われれば少し申し訳無さそうな表情を浮かべて｢____嫌なら突き飛ばしてもええよ｡ただ..わいはこんな風に抱き締めたりした事無いから新鮮で｡｣と彼の言葉に前記を述べてふ､と微かに息を吐き出して彼から離れようとして｡｢____...悪いな｡｣とぽつり､と前記を述べてはﾁﾗ､と彼の顔を見れば瞼を閉じているのを見遣り｡こんな風に抱き締めたりするのは初めてやねん､あんな奴等にやってもろた事何か1度も無いわ｡ぼんやりとしながら腕の力を微かに強めて息を吐き出して｡　）