【bl】集え、マニアどもっ！【人数制限あり】

>>要
どーいうことかと言うとだな……まあ、なんつーか大人になるってことかなぁ(この場合は独立と言った方がニュアンス的には正しいが、あえて難しい言葉を選ばないのは子供である要に分かりやす伝えるための暁良なりの配慮であってほしいところだが、恐らくは複雑に物事を捉えることを避けたいようだ。それまでどことなく空虚ばかり見ていた視線は目の前に出された夏の定番に集中する。乾いた喉と火照った体を潤すために暁良は手を伸ばして一気に飲み干し、水滴の膜が少し覆われた空のコップをテーブルに置く)……ご馳走様。


>>薫
勉強って……(ゲームは勉強するのではなく攻略するものだろ。どこをどうしたらそうなるんだ…と、口を尖らせて顰めっ面で自分なりに試行錯誤をしていることを伝えてくる薫は観察すればするほどやっぱり面白い。同じ兄弟だというのに双子であることをうっかり忘れてしまう。いつだったか親が冗談で『お前は川から流れて来たんだよ〜』という言葉は嫌味なほど真実味が増してくる。) 魚だって懐かないだろ……。まあ、テキトーに何かないの？(魚の餌やりの時間とはいえやはりそれは薫にとっては安らぐひと時のはずだったが、それを途中で遮るかのような無神経な発言ぶり。年齢が同じとはいえ弟だからなのか傍若無人ぷりをここで発揮する。今ならどつかれても仕方ないような気がする……。)