主(語り手) 2014-07-13 18:28:04 |
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「あはははっ! 何こいつ!腹いてぇ…」
と鏡を指差しながら腹を抱えて大爆笑する。鏡を見るとそこはどこかの戦場で一人の青年が敵の大将を口説いていた。いろいろな戦場を見てきてはいるがこんなことをするやつはあまりいなかったので少し興味を持ち
「あーぁ こいつもこの子らみたいに壊れないといいなぁ」
傍にいた美しい少女を言霊を使って傍に寄らせ跪かせると部屋にいたすべての”人形”が跪く。
「…あれ?こいつよく見たら加護もちじゃん。めんどくせ…」
鏡の中の青年に向かって傍にあった槍を撫でるように当てると青年は若干痙攣したが何事も無かったかのようにまた話し始める。
「この俺様の加護もつけてやるよぉ… せいぜい楽しんで…俺のところに来い」
とにやりと笑う。
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