主(語り手) 2014-07-13 18:28:04 |
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>インキュバス
だァからぁ、俺は一途な純情ボーイだっつってんだろー。(へらりと冗談を混じえて笑うも相手も引き下がりそうにない。此処は少し妥協して、と額にキスをして「コレでイイだろ、」と困った様な顔をしつつ。「・・・お前な、俺に関わって死に急ぐ様なコトすんの止めろ、」と何かを言おうと開きかけた口を秘密を護る様に閉じては、代わりに忠告とも、心配とも取れる様な言葉を相手に投げかけて。「・・・逃がさねぇ様に閉じ込めて、一生俺だけのモンにしてやる。」どうやら相手はプライドが高いらしい、此れ以上興味を持たれる前に離れさせるべきか、と相手の嫌いそうな言葉と、そして自分の本心を吐き出す様に相手の耳元で淫猥且つ執着に塗れた笑顔付きに囁いて。「っ、ん、・・・可愛いな、お前」ある程度予想はしていたものの、この体勢で避けられる訳も無く、真正面から顔にお湯を浴びては目を瞑って声を漏らし、子供の様な悪戯をする相手を可愛いと形容しながらも、濡れた前髪を片手で掻き上げながら獲物を狙う蛇の様な鋭い眼光でぺろりと唇を舐めて見せて
>セレネ
かつては貴方のお祖母様が一番と謳われたかもしれないけれど、今は君が歴代の中でも一番美しく、優しくて気高い月の女神だと、俺は思うよ。(真面目な顔をしてそう述べれば、けれど歴代で一番寂しがり屋なのも君なんじゃないかな、と冗談を零してウインクを相手に送り「・・・人間、だったよ。」何て儚げに月を見上げながら述べる。けれど無表情ではあるものの、雰囲気には隠しきれないもうヒトリの自分への憎しみや嫌悪感が出ていて。「おや、イルカだけでは無いよ?・・・彼等は皆俺の作品であり、子供であり、恋人だ。」指を差せばその方向にはイルカだけでは無くクジラやペンギン、美しい海の生物が集まっている。それらを愛おしそうに見つめながら手を翳せば、月夜に跳ねる飛魚達。振り返りながら「美しいだろう?」と相手に微笑みかけながら問うてみて。
>イドラ
・・・お前のそういう所、可愛い過ぎると思うが。(まさか自分は子供の様な人間に母性愛のようなモノが湧くのであろうか。だとしたら気持ち悪すぎる、などと混乱した頭で考えつつもとりあえず相手の機嫌が良さそうなので頭をゆるゆると撫で続けて。「嫌だね。お前の無様で変な顔は中々愛らしい。」にまにまと嫌な笑みを浮かべ、そんな事を述べては柔らかい相手の頬を今度はムニュッと寄せてみて、「楽しいね、俺はバカやるのも好きだが人がバカやらかすのも大好きだ。」けらけらと笑顔を見せるもののそれはとてももうヒトリとは似ても似つかない、人間らしく、そして人をバカにしたような表情。「はっは、俺に勝とうなんざ一億年経っても早ェ。」からからと乾いた様に、それでいて偉そうに笑っては相手の頭をわしゃわしゃと撫でて「・・・あーあァ。任せなァ?だからお前はやりたいようにやりゃいい・・・。」悪魔顔負け、それこそ冥界の王でも負けてしまうのでは無いかという程に悪どく、残虐非道な笑みを浮かべれば相手の手からするりと自分の手を抜いて。さぁ好きにやれと言わんばかりに相手の肩に手を置いては「さァ、テメェらのお医者サンが来てくれたぜ?」と自分の作品達に声を掛ければうぞうぞと得体の知れない失敗作達が期待するような眼差しで相手にどんどん寄ってくる。「んァ。美味ぇ。」ぺろ、と舐め終えては血の味に愉悦の笑みを浮かべるも一瞬で消して、相手も休ませなかればならない、と考えた末に抱き寄せて。
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