しくしくしくと、彼女は泣いておりました。
「これも運命よ」と。
妖精の彼女は黒い髪をなびかせ、その真っ赤な瞳で静かに見つめるとこう言うのです。
「貴方はあと一週間後に死ぬの」と。
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【登場人物】
○シリア(女性/373歳)
・人に死を予告するバンシーという妖精の一人。
・妖精のため人間とは違いとても長寿。
・見た目は黒く長い髪に緑色のフード付きマント、燃え上がるような真っ赤な瞳をし、年齢とは大きくかけ離れ20歳程の女性にしか見えない。
・妖精バンシー族の中で最も長寿、そのため姉御気質があり気は強い方。(しかし実は打たれ弱く涙脆い)
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スコットランドに伝わる女性の妖精を元にした設定を考えてみました。
死を予告する妖精として有名であり、尚且つバンシー自身が交わった相手に加護を与えるとして、バンシーの乳房を吸うと望みが叶えられるとして伝わっているそうです(Wikipedia参照)。
がしかし、今回は設定上「キスをすると」という内容に変更させて頂きます。
募集しておりましたのは、死を宣告された男性役一名です。年齢等は指定ございません、上記のようなPFを書いてくださるととても助かります^^
ストーリー展開としては、死を宣告される。
その後一週間の二人の様子的なものを考えておりました。とてもアバウトで申し訳ありません。
進めながらゆっくりと考えていきたいなぁと思っております。
お時間がある方はどうぞよろしくお願い致します。