極道一家 【半指定】

永久＞

分かった。注いでおくから、その間に顔を洗って髪をとかすといい。(相手の言葉に小さく頷くと手を入念に洗ってから食器棚にあるコップを取り出して。起きたばかりで眠そうな相手に洗面所の方を視線だけで示すと「寝癖、酷いぞ」と付け足し、冷蔵庫を開いて)

秋乃兄さん＞

そうなんですか。…僕が買ってきますよ。少し待っていてください。(相手の全身を眺めて確かに暑そうだと納得しつつ頷き。長男からの言葉に、弟であるお前が代わりに行け、と暗に言われているのだろうかと深読みして、部屋の方へ体を翻すと財布を取ってこようと歩み出して)

霧弥父さん＞

おはようございます、父さん。僕は至ってまともですが。…コーヒー淹れましたけど、飲みますか？リビングに入ってきた相手に深々と一礼し、顔を上げながら常識や社会のルールなどの勉強も欠かしていない自分がまともでない筈がないと、当たり前のように述べて。コーヒーを淹れてコップに注ぎつつ相手の方を見て)

楓斗＞

賢明な判断だな。苛つくのは構わないが学校で問題は起こすなよ。…静かだから好きなんだ。君はいつもどこで勉強を？(キッチンから出つつ相手の常識を知る相手の言葉に機嫌を良くして、しかめっ面を少しやわらかい表情に変えながら。勉強場所は沢山知っておいた方が良いだろうと思い、問い掛けて)