主 2014-06-09 21:58:16 |
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九苑/
そうかお前達月人は外を知らぬのだな。
(自らにとっては当たり前の事を知らぬ月人達は当たり前のようにある海や花すらも知らぬと気付き盃の酒を少し口に流しては
目を少し伏せて。「良いだろう。話せることならばなんなりと話してやろう。時間の許すまでな」そんな言葉を連ねれば盃を持ったまま立ち上がり窓枠へと座り直し地の果てを指差して「その花はこの指のずっと先に咲いていた」と告げて相手をゆるりと見やり手首から先を小さく揺らして手招きして)
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