ろっくん 僕が歪んでるなんて僕が一番知ってるよ。 この手は、何も掴めない。 (自分でつけた傷だらけの手をぎゅっと握れば、瞳が水色になる。この体は嘘をつけない。感情が全て色になる、そんな何の役にも立たない能力。いつか復讐しようとして得たものは歪んだ他愛。しかし、やはり自分は歪んでいた、相手の言葉虚しく、ただただ笑っては「僕はねぇ、愛して欲しいんじゃないよ?愛したいだけなの」と