店長 2014-04-13 18:12:26 |
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>シロさん
あんた、優しすぎ。…これじゃ、どっちが兄かわかんねー
(一つ一つの動きに反応する相手の声と表情は此方の気分を高揚させるのには十分で、本当に可愛いと思ってしまう。しかし少しの感傷が油断を招いたのか気が付けば相手の腕の中で抱きしめられていて、その状況にこんなはずではなかったのになぜだと戸惑う。これでは全て相手にまるっと持って行かれたようで先程自分がした行為が急に恥ずかしく感じ、やはり自分は詰めが甘い、いや今回は相手が悪かったんだと心の中で再び葛藤が始まろうとする。それでも抱きしめられる感触と呟かれる言葉は妙に自分の心に落ち着き、先程感じた胸の痛みも消失していくように感じれば心の葛藤もどうでもよくなってきて。普通なら嫌われて当然だがこんなにも意地悪で不器用な自分を優しく受け止める彼は社会で大丈夫なのだろうかと自分が言えたことではないが心配になってしまう。しかし今相手に甘えているのは自分で、情けなくなれば照れ隠しに上記を呟いて。そして抱きしめられたままでは終われないと相手の後頭部に手を回し更に引き寄せ髪に口付けすれば、さもはじめに此方から抱き寄せたようにして
>岩蕗さん
…ッ。なに動揺してんだよ。おもしろいやつだな(相手が言葉を噛み、顔を赤く染める様をみて笑いが堪え切れず口元に手を宛いつつ笑って。「まあ…信頼がないと下手したらぽっくりってこともあるからな」と冗談交じりに本当のことを交えて言ったのは相手になんとなく興味を持ったからで。信頼という言葉は少々痛いものがあり自分が一番気に病んでいることかもしれない。仕事上の信頼で言えば恐らく舎弟たちの仲は強いがあくまでも金や命がらみであるため、それを抜きにしたら何も残らない気がする。友人関係も自分がこんな身分であるため上辺だけということが多く、本当の信頼関係にあこがれていたりもするわけで。そう思いつつ上記の言葉を述べれば相手の反応を伺うように見返して
(/いえいえ、お気になさらずー^^
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