>兎哭さん ? 兎哭さん?(顔を背ける相手を不思議に思い問いかける、ちらっと見えた彼の耳は驚くほど真っ赤で照れているのかと分かるとくすくすと笑う←。「 あ、はい。こちらこそありがとうございました」相手の言葉にシンクから顔を上げ相手を見ると微笑んで自分も礼を言う。名残惜しいが相手を泊めるわけにもいかない、自分の考えに苦笑すると「玄関までお送りします」とあの時と同じように相手の元へ歩く。