（BML）お兄さんといっしょ

>竹内さん
……なにか？(腕を掴まれて反射的に振り返ってしまってから後悔した。相手の何かを悔やむような、苦悩しているような……苦痛に堪え忍ぶような、そんな表情を見てしまえば……尚更後ろ髪を引かれてしまう。「……これじゃ、帰れないじゃないですか。」そう呟いて苦笑すれば、相手に近付いて再度抱き締めた。……せめてもの恩返し。そんな言葉が頭に浮かべば苦笑を深めて、軽くぽんぽんと相手の背を叩いてやる。……やはり言うべきではなかった。そんな思いは今は押し殺すしかない。)

>千歳さん

………違う、違うんだ
(また相手を困らせてしまった。そしてまた抱きしめられる腕に安心して抱きしめ返してしまう己を嫌悪する。「…だから言ったじゃないか、俺は君が思ってる程大人じゃないって」そう言う声は若干震えていて相手の衣服を掴む腕に力を入れると此方も己の決心を述べようと一つ深呼吸をし、「俺も、俺も君が好きなのに、目の前に大好きな君が居るのに…あの人のこともまだ、忘れられなくて。…ッ最低な奴だよ俺は。俺は君の言うような大人じゃない、ずるい我儘なガキだよ。どちらとも選べない馬鹿で、形だけの大人で」色々な思いが混雑して言いたいことが上手く言えずただ言葉を叩きつけ、泣いてはいけない立場なのに涙は自然と頬を伝っていき

>竹内さん
……それは……(一度口を閉ざした。……本当に言って良いものか、迷ったのだ。相手と比べてしまえば、自分は子供で。しかし、口は勝手に開いた。「それは……貴方が悪い訳じゃない。大人だから、子供だから……そんな小さな基準で定められるものでもない。……大人にも、迷うことだってある。吹っ切れない想いだって……きっとある。だって、人間なんだから。……だから、貴方が悪い訳じゃない。」言い切ってから、呼吸が詰まった。肺に水が溜まったように苦しくて、だけど、目の前のいつもより少し小さく見える男が愛しくて堪らなくて。そっと背を撫でては、訳もないのに自然と口から「大丈夫」と零れて)

>千歳さん

…っは、ありが…ありがとう…
(なんだか相手の言葉にとても救われた気がして安心すると途端に涙が溢れ、その生理現象かつっかえながらも一つお礼を述べると相手の両方を掴んで向き直り「…こんな俺を好きになってくれて本当にありがとう、…俺も、好きでいていい…?」なんて泣きながらも相手の目を一心に見つめて

>竹内さん
……僕に断る理由があると思ってるんですか？(泣き続ける相手にそう返せば、目元の涙を指先で拭って微笑む。「……むしろ、逆です。……僕は……ここにいてもいいんですか。」と、俯いて問い掛け)

>千歳さん

……へっ…
(当然のような態度で聞き返してくるものだから素っ頓狂な声が出てしまうも目元を拭われる感覚に嬉しくてまたぽろりと涙が零れ、「……それこそ愚問じゃない、なんなら同棲でもする?」なんて未だに目元は赤いもののいつものように笑っては相手の頭撫でながら左記述べて

>竹内さん
……いや、それは……竹内さんに迷惑掛けちゃうし……(と、困ったような表情で返す。相手の撫でる手に甘えるように擦り寄って、……しかし自分も男でこの歳だ。少なくとも最低限の食費や生活費くらいはいれられる……！とか、でも邪魔になるんじゃ……などと頭の中では必死に色々考えていて)

>千歳さん

……やだな、人一人養うくらい大丈夫だよ。
(己の手に擦り寄る相手に思わず笑みを零しながら「ほら、一人は寂しいしさ」と己の部屋見渡しては苦笑を浮かべて

>竹内さん
……僕も男です。養われてたとあっては日本男児の名が廃ります。(む、として言えば「僕も自分の分くらいは出します。でも……この屋根お借りしても？」と、隣に居させて欲しいと告げれば照れ臭そうに顔を赤くして俯き)

>千歳さん

…別に気にしなくていいのに
(ちぇ、と唇尖らせるもちゃんと自立してるんだな、なんてしみじみ思い。相手の問いかけに微笑みながら頷くと「当たり前じゃない、大歓迎だよ」と相手の両手を己の手で優しく包み込んで

>竹内さん
気にしますよ……だって……。(僕も男だから。言い掛けてそこで言うのを止めた。……きっと相手も重々承知しているだろうし、これ以上は野暮だろう。「……っ、ありがとうございます。」と微笑んで返せば、少しだけ……なんて自分に言い訳しながら相手の肩に寄り掛かって)

>千歳さん

…頼もしいけどさ、無理して払うことないんだからね
(確かに相手の言うこともわかるがやはり己は目の前のこの者だけには心底甘いらしく少し食い下がってみては眉尻を下げて。「ん、それはこっちの台詞なんだけど」と肩に寄りかかった相手の前髪をかきあげ、額に口づけ落とし

>竹内さん
……う。(確かに稼げる金額も少ないし……なんてしょぼくれれば、「……ほんとにカツカツの時は……お願いします……。」と項垂れて。「え、僕何もしてませんけど……？」なんて言っていれば前髪をかき上げられ、なんだなんだと相手を見上げる。途端、額に感じた柔らかい感覚に火が点いたように真っ赤になって「な、ななな……っ何するんですか！！」と抗議の声を上げ)

>千歳さん

…ふ、大丈夫。俺お医者さんだから
(相手の宥めるように背中をリズムよくﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩いてやてっては頷いて己を指差し上記述べ。額に口付けを落としただけで慌てる相手に面白いな、と小さく呟いては目を細めて笑み、「俺は君が居てくれるだけで充分だし。これはなんだろ…挨拶?」なんて首傾げては己の膝に頬杖ついて相手の反応を眺めてみて

>竹内さん
お医者…………医者？！(驚いたように声を上げれば、「じゃあ、じゃあ……っ勉強教えてください！！」なんて目を輝かせる。しかし、相手の言葉に「……、恥ずかしいんで止めてください。」と、真っ赤な顔を更に赤くして言って、大体こんな挨拶日本じゃ通用しませんよ！なんて)

>千歳さん

…まぁこの前まで研修医だったんだけどね、なんとかなれたよ
(ｺｸﾘと頷くと照れ隠しからか頬を掻いて。「うわ、勉強熱心だね。俺勉強嫌い」なんて医者らしからぬことを言いうぇ、と舌を出しながら片眉上げて。顔の熱が冷めない相手にｸﾂｸﾂと喉の奥で笑いながら「可愛い」と本音を零し、「国境なんて気にしちゃダメだよ」とふざけてみて

>竹内さん
ああ、インターン満期迎えたんですね！おめでとうございます。(にっこりと祝福の言葉を掛ければ「……もう、お医者さんなら知識を学ばせるのも仕事ですよ」なんて冗談混じりに笑って。「とにかくっ！もうダメですからね！」と、まだ恥ずかしそうに言えば、つんっとそっぽ向いて)

(/すみませんが今日のところはもう落ちますね!千歳さんが可愛すぎて辛i←
　今日もお相手感謝でした!)

(了解でござる！←ぇ ふへへwおやすみなさい！)

(支援あげ)