…苦手な物くらい誰にでもあるでしょう。 (相手の呟きにむ、とするも早く治す事に専念するべきかと思い直しては錠剤がある事を祈るが無かった時は腹を括るしかないと小さな事に一大決心する覚悟を決めて。体と同時に心も多少弱っているのか相手の優しさが身に染みれば食べ進めていた手を止めて、控え目にチラリと相手を見ては「…あの、…ありがとう、ございます。」と途切れ気味になり乍も告げては柔らかい笑みを浮かべて。