何時もと同じですよ、こんなの。 (相手は頑張っていたと言うが自分にとっては何時もと変わらないと告げるも、其の所為だろうかと上手く回らない頭で考えて。頭に伸びてくる相手の手に撫でられる事を悟っては大人しく撫でられて、相手が驚いた様に呟けば「確かに、ちょっと暑いかも。…いや、寒いのかな?」と火照った様な感覚に気が付くも同時に肌寒さも感じつつ、額にある相手の手の温度が冷たく感じ気持ちいいと力無さ気に目を細めて。