…俺、そんなひょろくないですから。 (掘り下げて聞かれては困るとビクビクしていたが簡単に引き下がった相手にほっとして静かに吐息を漏らし、宥める様に頭を撫でられ乍前を向いた侭両膝を抱えて唇を尖らせ、毎回腰を抜く程自分は弱くないんだぞと忠告する様に述べて。「…別に。…嫌だったら蹴飛ばしてる。」と熱を持つ頬に触れられ眉を寄せ乍視線を斜め下へと逸らしては照れた様子で駄目ではないと告げて。