(了解しました-!) ……痛ぇ (美術の授業中、彫刻刀を持つ手をうっかり滑らせて切ってしまった箇所を押さえながら、保健室の前で呟いて。傷口へ被せていたハンカチを裏返すと、そこは少し赤く染まっている。ガラ、と遠慮気味に扉を開けば中へ入り、漂う煙に僅かに顔を顰めつつも、「先生、怪我しました-」なんて呑気に言いながら相手の元へ向かい)