千早 2013-09-22 21:42:14 |
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これはプリキュアシリーズの百合小説です
登場伽羅は調辺アコ(キュアミューズ)と円亜久里(キュアエース)です
これはアコの視点から書かれています
~プリキュア小学生組~
お爺ちゃんのお使いが終わり少し公園をよることにした
「キュアミューズ、いえ、調辺アコ、こんなところでどうしたのですか?」
後を振り返ると同じ小学生プリキュアの円亜久里が立っていた
「キュアエース…いや、今は円亜久里だったわね、お爺ちゃんのお使いの帰りよ」
「そうなのですわね、わたくしもお婆様のお使いの帰りですわ、っ!?」
亜久里の視点を追うと屋台のクレープ屋さんがありのぼりにはカップル限定大盛スイーツと書かれていた
「食べたいの?」
「そ、そんなことありませんわ、それにカップル限定ではどちらにしろ食べる事はできません」
「ごたくはいいからついてくる…」
「ちょっと、アコ!?」
私は亜久里の言葉を無視して屋台に向かった
「カップル限定大盛スイーツをください」
「すいません、このスイーツは恋人同士ではないとお売りすることはできません」
「ほら、やっぱり無理ですわ」
「私達は恋人同士だから早く売れ、なんなら証拠を見せようか?」
「ちょ、ちょっとアコ、何を言っているのですか!?」
私は亜久里の言葉を無視して亜久里の口にキスをした
「これが証拠よ、わかったらさっさとカップル限定スイーツをよこしなさい」
「は、はい、少しお待ちください」
しばらくすると店員が大盛のクレープを二つ持ってきた
私は亜久里と自分の分のクレープのお金を払うと店員からクレープを受け取るとその一つをキスしてフリーズしている亜久里に渡した
「ほら、あんたの分よ」
「えっ…?あ、ありがとうですわ、アコ」
亜久里ははっと我に返るとクレープを一口食べると幸せそうに顔をゆるめた
「ん~~~美味しいですわ~~~味といいクレープのボリュームといい絶妙のバランスですわ~~~」
私も一口クレープを食べた
「ん、悪くない味ね、亜久里がとろけるのもわかるわね」
それからもくもくとクレープを食べた
「ん~~~美味しかったですわ~~まだ口の中にクレープの味が残ってますわ」
「なかなかの味だったわね」
「はっ、て言うかさっきはいきなり何するのですか!?」
「キスくらいで騒ぎすぎよ」
「くらいってキスは一大事ですわ!だいたいキスは恋人同士でするものですわ、そのことをアコはわかってのですか?」
「細かい事を気にしすぎ、もしかしてまたキスしたいの?」
「なんでそういうことになるんですか!?それに私にとってあれがファーストキスだったんですわよ」
「私もファーストキスだったんだからぐだぐだ言わない」
「ならなおのこと大事です、女の子にとってファーストキスの大切さをわかってるのですか?」
「言われなくてもわかってる…亜久里って意外と鈍感よね」
「それはどういう意味ですか?」
「そのままの意味よ、そろそろ家に戻らないとお爺ちゃんが心配するからもう行くから」
「あっ…私もそろそろと戻らないとお婆様が心配しますわ…この話の続きは今度きっちりとさせてもらいますわよ」
「のぞむところよ」
それから亜久里と別れて家に帰宅した
亜久里はいつ私の気持ちに気づくのやら…
本当に私の恋の行方は困難の気がしてしかたがない
私は深くため息を出した
~終わり~
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