雪村 時夜 2013-09-22 07:30:40 |
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そうか、...保たないならもう、離れようか。( 背中をさする掌を介して伝わる拍動に触れると、目を細め満足気にくつりと喉奥を鳴らし。あまりにも愛らしい反応に相手の表情まで気になり身動いで )
変な感じって、なんだよ。いまのやり取りでお前が口にしたのは、はいだけなんだから、痛くも痒くもない筈だろ。
…嫌です、離れないでください。先生がじっとしててくれればいいんですよ( 相手の意図にも気づかないまま、身体を動かす相手を留めるように、しがみついた腕に力を込めて )
口にするのは、そうですけど。そのひと言だけで頭の中いっぱいになるんです、先生のことばっかり。
離れるなだの、じっとしてろだの、...わかった、このまま何もしなきゃいいんだな。( 力強くしがみつく相手の腕の中で、背中に回していた両腕の動きを止めると、ゆっくりと下ろして )
別にいいじゃねえか、四六時中、俺のことだけ考えてたら。頭の中、まだ入る隙あんならついでに入れとけ。お前のその気持ち以上に、俺もお前のこと想ってるって。
嫌なわけじゃないんですけど……。もっと、って思っていい範囲が分からなくなって。…どきどき、するし( 触れていた手が離れてしまうと、俯きながら身体を離して。相手の右手を持ち上げゆっくりと自身の胸の辺りへ宛てがうと、そのまま小さく深呼吸をし )
よくないです……。もっと余裕、持ちたいのに。…またそんな事言ったら舞い上がっちゃうじゃないですか。俺だって、先生が思ってる以上に先生のこと考えてるんですよ。
...なあ、雪村。お前の気持ちはわかった。けど、俺のもっと触れたいって思う気持ちは、黙っててもお前が満たしてくれんのか?( 視線を交えるように空いている左手で相手の顎を掬い上げてから、先程の言葉を思い出し、スッと手を下ろして )
余裕なんてもたなくていい。そうやって今みたいに、無駄に頭の中で考える時間が増えるだけだろ。ただでさえ、お前は滅多に言葉寄越さないんだから。考えるだけ考えて、余計に口に出せない言葉が増える悪循環に陥るのが関の山だ。
頭回らない日が続いてるので、生存報告だけ。
桜が咲いたと思ったら、今日は雪が降ってます。
先生の所はどうか分からないですけど、体に気をつけて過ごしてくださいね。
こっちも同じようなもんだ。平年よりも早く桜が開花したところで、朝晩の気温差は激しいまま、上着も手放せずにいる。
俺の心配はいいから。身体に気をつけて、お前こそ体調崩さないようにな。
なんとなく生き返ってきたような気がします。
暑かったり寒かったりするかと思ったら、ここ最近はずっと暑いです。
梅雨のせいか、情緒と眠気に押し潰されそうなんですが、ここに来たいなぁという気持ちが抑えられなくなってきたので、戻ってきてみました。
先生はお体壊したりしてないですか。
心配しなくても、そんな数ヶ月で体調崩すほど柔な身体じゃねえよ。
天気とか季節とか、詳しいことは知らねえが、お前を悩ませる梅雨の時期もきっともう直ぐ終わんだろ。梅雨が明けたら、今度は本格的な夏の暑さがやってくる。外だろうが家の中だろうが、水分摂取だけは忘れずにな。
全く和まなかったです、恥ずかしいだけで……。
不安っていうのは嬉しすぎるってことだから気を遣わなくてもいいんです。こうして話しかけたらいつも居てくれるのも嬉しくて。
別に、今も昔も変わらず気なんか遣ってねぇよ。ここに来んのも、偶々タイミングが合っただけ。
まあでも、お前が喜んでるなら良かった。
たまたま……のわりに、すぐ来てくれますよね。通知が届いた時に先生がどんな顔をするのか見てみたいです。
ん、嬉しいですよ、すごく。嬉しいし、安心するし、こう……ほんわり?します。ほんわかとふんわりの間のような。
…なんなの、お前。どんなって、お前が想像する何倍も恐い顔に決まってんだろ。特に、今回の通知届いた時な。
見て見ぬふりしてほしいってんなら素直に言えよ、ほんわり雪村。
こわい顔……。っはは、ダメだ。どんな顔でも見たいって思っちゃいます。
……名前にほんわりって付けられると一気に間抜けになるからやめてくださいよ。あと、見て見ぬふりされたいなんて言いません。嬉しいって言ってるのに。
もういい、…勝手に言ってろ。名前どころか、頭の中までほんわりしやがって。
本当に心から嬉しいって思ってる奴は、普通、ひとの神経逆撫でするようなこと言わねぇんだよ。
悪口じゃなく事実な。まず、おめでとうに対する第一声が、覚えてたのかってのも腹立つんだよ。一年に一度の誕生日で、ましてやお前のなら忘れる訳ないだろ。
それに、…いや、やっぱいいわ。余計なことばっか言う今のお前、全然可愛くない。それだけ。
たしかに……あ、れ、もしかして俺、まだお礼言ってないですか?びっくりしたのと嬉しいのとでこんがらがってて、
それに、何ですか。気になります。可愛くできないのは……今に始まったことでもないです…
違うだろ、…そうじゃない。お礼が聞きたいとか、可愛い可愛くないとか、根本はそういうことじゃねぇよ。
なんでもかんでも、言葉で貰おうとするな。思い当たる節あるだろ、自分の胸に手当てて聞け。
ヒントってお前さ、クイズ大会したいって言ってんじゃねぇんだよ。
思い当たることないんだろ、ならもういい。察しろなんてエゴの押し付けでしかないよな、悪かった。折角お前といるのに、こんな話したかった訳じゃない。
俺だってそういうつもりじゃ、ないです……。
何か欲しい物があったとか?
俺は、先生とするならどんな話でもしたいです。……いや、どんなって言うとあまりに大きく出過ぎた感じがしますけど。こんな話、も楽しいですよ。
欲しい物、…物貰えなくて駄々捏ねるとか、お前、俺のことなんだと思ってんの。
あっそ、ケーキの話は早々に切り上げたくせに、よく言うよな。
駄々をこねるというか……、単純に、先生の欲しいものがあるならあげたいなと思っただけです。
アレはあれ以上続けるようなことじゃなかったので……
別に、欲しいものなんてねえよ。強いて言うなら、お前が元気でそれなりに幸せでいてくれたらそれでいい。つーか、タイミング的になんか貰うなら、俺じゃなくお前。
コレだって、これ以上続けるような話じゃない。わからないことでキレられる、お前にはなんのメリットもない話だろ。
元気でそれなりに幸せ、はこなせてると思います。幸せ……と表すには言葉が大きすぎますけど、毎日楽しく過ごしてます。タイミング的にはそうかもしれませんけど、順番的に言うと先生が先じゃないですか。
キレられてる、って感覚はあまり無かったです。ほんわりしてるので。ただ、先生の気にかかる事が何かというのは気になるので……そこを結ぶのはすごく大きなメリットなんですけど。あ、勿論無理に問いただしたりはしないです。
そうか、それなら良かった。こっちが心配して、無理するな身体に気を付けろって言っても、お前聞かなそうだろ。…んで、次、お前。欲しいもの、取り敢えず聞くだけ聞いてやるけど。
ああ、そうだよな。ほんわり雪村相手に言い過ぎたかもなんて、少しでも考えた俺が間違ってた。そのうち、…気が向いたら教えてやるよ。
無理をする、の加減が未だによく分からないんです。言われたら気をつけようとはしますけど、結局ガス欠にならないと気が付かないというか。
俺の、欲しいもの……何でもいいんですか…?
先生は根っこが気にしいですもんね。そういうところもその、素敵だと思います。……気が向く前に忘れちゃうやつじゃないですか、それ。
自分の身体なのに、なんでそう曖昧なんだよ。その言い方だと、そのガス欠とやらになるのも1回や2回じゃないんだろ。
なんでも、…まあ、俺にしてやれることなら、なんでも。
なに、お前。…なんか企んでんの?お前の今言ったその怪しい言葉で、気に掛かってたこと全部忘れたわ。
なんと言うか、目先のことに集中してしまう性分なんです。昔から。自分の事となると特に。さすがに最近は減ってきましたよ。
じゃあ……ええと、こう…抱きしめてもらったり、とか……。
え、何も企んでないです。何かおかしなこと言いましたか?
目の前のことに真っ直ぐ向き合える所も、お前の強みなんだろうが。心配になるから、頼むから自分の身体にも、ちゃんと目向けて上手く付き合っていってくれ。
ムリ。そうしてやりたくても、……お前、遠い。( 相手の方へと伸ばした手を、触れる寸前ゆっくりと下ろして )
おかしい、というより。促されるでもなく、滅多にそういう、…褒めるようなこと言わないだろ。
……心配。分かり、ました…気をつけるようにします。なるべく。できる限り。
そうしてやりたいと思ってるなら、少しくらい近づいてくれても良いじゃないですか( 目前で下ろされた腕を視線で追いかけては、解せないと言うように眉を下げて相手の顔を再び見上げ。大股で一歩近づくと、自分の両腕は背中の後ろへ回したまま、相手が動いてくれるのを待ち構え )
そう……ですか?普段から思ってはいるんですけど…先生が素直じゃないから、こっちにも伝染するのかもしれないです。
なるべく、できる限りって。別に、四六時中考えてろってことじゃなく、頭の片隅に置いといてくれればいい。
いや、わざわざ俺がいかなくてもお前の方からくる、…筈だったんだけど。( 大きな一歩により距離は充分近付いたものの、期待通りの反応とまではいかず。数秒目を伏せてから、観念したように自身の両腕を相手の背中へと回し抱き寄せて )
人のせいにすんな。お前のせいで、明日槍でも降るんじゃねえの。
じゃあ、普段先生のことを思い出す時に一緒に思い出すことにします。
っはは、だって俺が欲しい物をくれるって言うから( 痺れを切らした様子で腕を伸ばしてくれた相手に思わず笑みを零してから、嬉しそうに声を弾ませて。自分の両腕を相手の背中へ回すと、ぎゅう、と抱き締めて肩口へ顔をうずめ )
槍……あ、でも気温はすごく高くなるらしいです。もう春ですねぇ
お前が想像する何倍も恐い顔で言ってるのも忘れんなよ。
今更、欲しいものがこれって、…お前、どうかしてるだろ。( 言葉とは裏腹に、表情を見なくともわかる嬉しそうな様子につられ小さく笑みを溢し。込められた腕の力に応えようと背側へ回した両手をしっかりと組み直してから、肩口に顔を埋める相手の元へと頬を寄せて )
へえ、そうやって上手いこと話逸らすのな。…テレビなんかで、今年花粉多いってやってたけど平気か。
っう……はい…。善処します……。
今更、ってことないです。どうかしてもいません。欲しいものはいつだって欲しい( 相手の表現に言葉尻を強くするものの、その声色が柔らかいことに気がつき頬を緩め。身動ぐ気配に胸を締め付けられ、それに比例するように背中へ回した腕に力を込めてから、すう、と息を吸い込んで )
いやぁ、そんなつもりは……。あ、そうそう。俺は元々そんなに症状ひどい方ではなかったんですけど、今年はわりとダメージを受ける日が多い気がします。特に目の痒みと乾燥がひどくて。先生は大丈夫ですか?
なに。…お前、いま怒ってんの?( 抱き締めた状態では表情を読み取ることが出来ず、相手の髪に一度口付けてから、先程組んだ手を解き拘束を緩めて。語勢から感じたまま憚るように問いかけると、とんとんと背中をかるく叩き )
俺の方は、鼻水と鼻詰まりに悩まされてる。これまでこんなことなかったのに、…今年の春はどうもな。
怒ってないです。……少しムキになっただけで( 相手に尋ねられてから、自分の声に力が入ってしまったことに気がついて修正し。背中へ回されていた手の力が緩み、あやすようなリズムで動き始めると、ふ、と口端を上げて肩口にうずめた額をぐりぐりと動かし )
とうとう先生も仲間入りを……。あまり酷いようなら、病院でお薬もらってくださいね。俺は市販ので誤魔化してますけど、効き目はきっと違うと思いますし。
あっそ、ならいいけど。……小さい子供かよ。( 返答を聞くなり、そっと背中を叩く手はそのままに安堵の溜息をひとつ溢し。肩口に額を擦り付ける相手の動きに応じて僅かに身じろぎながらも拒むことはせず、くつりと喉を鳴らし享受して )
ああ、とうとうお前とお揃い。そういう系の薬飲むと眠くなるだろ、…だからいい。お前はちゃんと、外出る時は完全防備で重症化しないようにしろよ。
んー……こうしてると子どもに戻って甘えているような気分には、なります( 離れることなくそのままで居てくれる相手に更に気を良くすると顔の角度を変え、僅かに湧き上がった悪戯心で、目前の首筋に唇を押し当て口付けて )
おそろいって響きは素敵ですけど、これは……素直に喜べませんね。確かに、眠気の副作用はあるって言いますよね。元々マスクを外すつもりは無かったですけど、花粉のせいで否応無しにそのままになりましたね。
っ、…こんな甘え方する子供、居て堪るか、バカ。( 首筋に当たる唇の感触に短く息を詰めてから、声のトーンを幾分か落とし。規則的に背中を叩く手の動きを止め、一方を相手の頭部に添えるように挙上させるとくしゃりと髪の毛を乱して )
なら、撤回。同じ花粉症でも、お前とじゃ症状が違うからお揃いじゃない。なにはともあれ、もう少し気温が上がって薄着で出歩ける頃には、マスクも手放せるといいよな。
ばか、って。嫌ですか?( 柔く髪を掴まれるとそのまま顔を上げて首を傾げ。背中へ回していた手の片方を相手の首筋へ運ぶと、先程唇を触れさせた場所を指先でなぞり )
そういう話じゃ……。俺の周りで喉風邪が流行っているようなので、先生も気をつけてくださいね。鼻も喉も、ってなったら辛そうです。確かに……夏場のマスクは寧ろ危険ですしね。外でくらい外せていると良いな。
嫌、…というより。お前と違って、こういう、もどかしいのは得意じゃない。( 顔を上げた相手へと視線向けながら、添えた手を頭部から後頸部へと移動させ。どこか思案げな表情で、相手の動きを模するように親指の腹で首筋へ触れ )
へえ、喉風邪。ここ数年、手洗いうがいが欠かせない生活になったおかげか、病気とは無縁の生活送ってたんだが。…確かに、用心するに越したことはないよな。今年の夏は例年以上に暑くなるらしいから、マスクも然り、お前も俺も自己管理しっかりしねぇと。
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