( 近くの窓から涼しい風がす‐、と通り抜けるように吹く。少しだけ肌寒い気がして身震いする。"気持ちいい風。"と思い不意に本から目線を外して窓へと向ける。視界の隅に彼の姿を捉える。次いでそちらに目線を向けると彼を見遣る。「あの、風邪ひきますよ。」なんて一応声でもかけてみようと思ったのか前記を告げれば頬を緩ませる。) ( いえいえ、完璧です !←)