〇 2013-09-02 16:27:38 |
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...やっぱ敵わないな、良雅には。
( ふざけて頬をつねり返したつもりだったのに、相手は真剣な眼差しで己の手首を掴み、戻す。次いで己の肩に手を置いて。其処に目を遣り、少し首を斜めに曲げ、苦笑いを見せて。己の髪がふわりと相手の手に当たるのを感じ。そして上記をポツリと溢して。本気で心配してくれていることが十分に伝わり、改めて相手の大切さを実感する。外見からは予想もつかないくらい優しく、友達思いだということを知っているからこそ嘘は通用しないことが分かって。此のまま嘘を突き通しても無駄なことだと思いながら、 )
正直凄く辛い。
今は理由は言えないけど、いつか絶対言うと思うから。
( 理由を聞かなくなった相手。それが己には凄く助かって。もう正直に辛い、とだけ伝えてしまおう。此方も真剣な顔付きに戻り、はっきりと告げて。相手を信じていないから理由が言えない、とかそういう訳じゃなくてただ言いたくないだけ。そんな自分勝手な思い、ただそれだけなのに。相手に誤解を招かないように、安心させるような言葉を掛けて。そう、いつか絶対言うつもり。ただしそれはつもりで有って、確信は無いために言い切ることなど出来ず。 )
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