『僕と遊ぼうよ』

……私はいつでも…先輩に優しくしますよ？……
(相手が涙を拭き微笑めば己もニコッと笑い。『こうして男の方とお話するの小さい時以来……』少し寂しそうにしながら相手を見つめて言い。

『ありがとう』『とっても嬉しいよ』(少し頬を赤く染めつつもニコニコしたまま言い『はははっ』『もしかしたら僕は君の運命の人だったりして』『なんてね』へらっと笑いながら軽い口調で言い

はい……
(何いってんだろと思いながら自分の言った言葉に赤くなり顔をうつ向かせ。『ふぇ！///そ、そんな私なんかが//……って先輩！//冗談はよしくださいよぉ……』相手が急に己が運命の人と言われればカァァと赤くなるが相手の言った言葉が冗談と分かれば赤くなった自分が恥ずかしくなり顔を隠して

『はいって』『素直だな歌宮ちゃんは』(俯く相手の頭に手を乗せへらっと笑い『満更嫌でもなかったのかな？』『ま 僕みたいな人と結ばれた運命なんて断ち切るべきだけどね』赤くなった相手をからかうように言えばへらへらした顔で自分を醜悪扱いして

そうですか？……
(素直と言われればｷｮﾄﾝとしながら首をかしげて、頭を撫でられれば微笑み。『そ、それはそうです…けど//……え…？……どうして……ですか？』満更でもなかったかと聞かれればまた赤くなり。相手が断ち切るべきと言われれば少し眉を寄せながら相手に問いかけて。

『少なくても僕の中じゃね』(撫でる手を離し軽く頷き『僕もモテてきたなぁ』『まさかのモテ期突入！？』『そんなわけないか』『どうしてって』『僕は嫌われ者だからさ』オーバーリアクションで驚けば相手の問いに無表情になり自分の胸に手を当て答えて

素直にはなれてませんけど……
(相手が撫でるのをやめれば苦笑いを浮かべて。『嫌われものって……そんなことないですよ』相手が嫌われ者だと言えば首をかしげてはそんなことないと言い。

『ごめん 落ちる！』『お休みなさーい』

『そう？』『僕も人を見る目が廃れちゃったかなー？』(首を傾げるもへらっと笑みを浮かべて『だって』『支持率0の生徒会長だぜ僕』手をひらつかせ否定して

そんな事ないですよ！寧ろ素直な人って思われて嬉しいですし♪
(相手が首をかしげればそんな事ないと否定をして。『そうなんですか？……私は支持しますよ？先輩の事……』否定する相手に悲しそうな顔をしながら顔をうつ向かせて己は支持すると言い。

『僕は素直な子は大好きだぜ』『だから君のことも大好きさ』(小さく手を左右に広げ小さく笑み言い『そっか』『嬉しいこと言ってくれるじゃないか』相手の言葉が嬉しかったのか少し面食らったような顔をした後ニコッと笑み少し照れつつ言い

あ、ありがとうございます///
(相手に大好きだと言われればカァァと赤くなり相手の顔を見れずうつむき。『先輩が嫌われ者だなんて……信じられないです……』こんな優しくて笑顔が素敵な人なのに嫌われてるなんてと思いながらもおのれも照れて。

『ま』『こんな所で立ち話もあれだから』『喫茶店にでも行かない？』(立ちっぱなしが疲れてきたのか近くにあった喫茶店を指さし誘い『信じられなくても事実は事実なのさ』『仕方ないよ』今まで相手のような人に会ったことなかったため嬉しいのか頬を赤くしつつ言い

あ、それもそうですね！行きましょうか……
(喫茶店に相手から誘われればニコッと微笑み誘いに承知して。『事実ですもんね……でも私は何があっても嫌ったりしません！』少しうつ向き気味になるが己は絶対嫌わないと宣言して微笑み。

『じゃ』『行こうか』(相手の手を握りニコッと笑めば喫茶店に向けて歩きだし『ありがとう』『僕のことをそんなにも想ってくれてるなんて』『嬉しすぎて言葉なんて出ないよ』ポロポロと涙を流し頬を赤く染めへらっと笑み言い

は、はい//
(手を握り微笑む相手に顔を赤くしていて。『わわっ……先輩涙が…』相手が頬を赤らめながら涙を流せばハンカチで涙を拭き。

『んー』『僕等以外に客はいなさそうだね』(喫茶店に入り中を見渡せば店員以外誰も居ないため苦笑いを浮かべ言い『おっと』『また嬉涙が流れてきちゃったよ』『ほんと』『僕は弱いな・・・』涙を拭いてもらってしまっている自分を責めるように自嘲的な笑みを浮かべ言い

そう……みたいですね…どこに座ります？
(相手が店内を見渡せば同じように見渡しどこに座るか相手に問いかけて。『弱くなんかないですよ？……』微笑みながら相手を見詰めて。

『一番奥行こうよ』(手を繋いだまま相手を引っ張るように歩きだし答え『弱いよ僕は』『簡単に涙を流しちゃうような僕なんて』下を俯きながらそう呟き

はい……
(手を引かれたまま奥に行こうと言えば小さく頷き微笑んで。『簡単に涙を流すからって弱いとは限りませんよ？嬉涙や悲涙を流すことは良いことなんですから……』相手がうつむきながら呟けばニコッと微笑み。