主 2013-08-01 18:44:46 |
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…良く、気付いたな、(自分の様子がおかしいと言うことだけでなく、顔色等の些細な所まで気付いた人が周りに居ただろうか。どんなに寝不足でも、栄養失調で倒れる寸前でも、顔に出ない為か気付ける人など居ないと言うのに。唖然と相手を見ればぽつり、と呟き。「…別に、食べたくないんだけど…、」と問いに率直な意見を述べ怒られるかな、等と呑気に考えており、でも実際の所食べてなさ過ぎた所為か逆に身体が食べ物を拒絶しているかの様な錯覚を覚えていて。
当たり前だっての、そんなに顔色もおかしいのに気づかねぇわけないだろ(と、告げて相手がなにも食べたくないと言ったので、少しイラつきながらもどんだけ食べてねぇんだよと思い「食いたくなくても食え」と、告げ適当にハンバーグとサラダを頼み、自分はスパゲティを注文し
そんなに顔色悪いか、?(意外そうな表情を見せればこて、と首を傾げ。そんなに分かりやすいのだとしたら周りも気付くはずなのに、というところ迄思考をめぐらせた末美咲が変な所だけ敏感なだけなのではないか、という結論に行き着き普段は大分鈍感な相手にたった数秒顔を見ただけで体調不良を見破られてしまうというのはあまりいい気はしないようでむす、と不服そうに相手見つめ。勝手に注文をする相手に文句を付けようとするも一応心配してくれて居ることを思い出し口を噤んで。
……(注文したものが届くまで変な間があり、耐えきれず、
たく、クソ眼鏡のくせに…(なんで俺がお前を、と言いかけたがあえていわず、品物が届き「ほら、食え」とだけ告げて自分は頼んだスパゲティを食べ始め
…ん、(数日ぶりのちゃんとした食事を目前にどれだけ適当なものを食べていたのかがよく分かり体調管理にも気を配らなくてはいけないな、と考えるも今後の生活を見直すことをするつもりは到底無いようで。あまり食べる気はしないがちゃんと胃に入れておかないと今度こそ本気で倒れてしまうのと、また相手に何か言われかねないと思い仕方なく出された料理を口にして。
……(無言で食べ続け、相手の様子を伺いながら体調は大丈夫なのかと心配し。自分は食べ終わり飲み物をのみながら「……馬鹿猿」と、相手に聞こえるか聞こえないかの声でボソっと呟き、とりあえず相手がちゃんと食べているのを見て内心少しホッと安心し。無意識に少し口を緩めてしまい、でも自分はそのことに気づかず。すぐに普通の顔に戻り(ねみぃ…)と頭で考えていた。
…ごちそ、様でした、(食べ始めてから暫くして、プレートの上にある付け合わせとして添えられた野菜を綺麗に避け、サラダに至っては全く手を付けぬまま、食べ終えた後の小さく言葉を告げ。相手から発されたであろう声に顔を上げ何を言ったのか迄は聞こえなかったようで首を傾げつつ相手を見てみたり。ぼやけていた視界はかろうじて安定してきたもののやはりまだ気分は良くないのか背もたれに寄りかかればぼーっと相手の方に視線をやり。
(:大丈夫です(^^*))
おい、野菜残ってるぞ(肩を竦めながら
ただでさえ今お前栄養足りてねぇんだから食え(と、フォークで野菜を取り相手の口に向け。自分は無意識にやっていて周りの目など考えずに、
やだ、(差し出された野菜に顔を歪めるとふい、と顔を背けあからさまに拒絶の姿勢を見せまるで全く口にする気は無いようで。昔からの野菜嫌いは今も変わらず直す気すらない様で、栄養が偏っていると言うことは把握していながらも。此が我が儘であると言うことには気付いて居らず相手が本気で心配していることは分かっているもののどうしても野菜だけは口にすることが出来ないと。
チッ……お前今日夜空いてっか?(きっとこのままいてもどうせ相手は食べないんだと確信し、だったらこのままコイツの家に行って相手にばれないように野菜入りの飯でも作ってでも野菜を食わせようとし、心配というのもあるが最後には自分のプライドにも関わるとかんがえながら
…空いてない、って事で、(なんとなく嫌な予感がしたのか即答するも語尾は曖昧なものになってしまい。まさか今日の夜は見回りが終わったらその後帰って良い、と副長である淡島にそんな事を言われてるなんて言えずに視線を逸らして。今思えば副長は俺の体調不良を見越して早めに休ませてくれるつもりだったのかもしれないが炎天下の下見回りをさせた時点で俺の体調は急速で悪くなってしまう事には何故気付かないのだろうかと首を捻りつつ。
………なぁ、猿(相手が曖昧すぎて、ウザがられたのかと思い、いつもなら気にしないのに何故か目の前にいると軽くネガティブに考えてしまい
俺が邪魔だとか、…迷惑と思ってんならはっきり言え(と、告げたものの内心は不安で、
…別に、そんなんじゃねーよ、、(相手の意外な返しに目を見張るも直ぐに呆れた様な表情に変わり溜息を吐けば仕方がないと言うように相手を見て。「…今日はこの後そのまま帰れる。」と素直に本当の事を述べればこの際なんでもいいや、という気になってきて。タンマツを確認すれば指定されていた時間を過ぎていて適当に終わったというメールを副長に送って置けばポケットに仕舞い席を立って。
(:数合わせ有り難うです><)
じゃあお前ん家行くぞ(相手の返しに安心したのか、そのまま立ち上がりレジに向かおうとしながら頭の中ではどんなもんを食わそうか考え、レジに行く前に「青の服、金」お前金もってんだろどうせ、と付け足しながら
((/いえいえw/))
…何で俺の家だよ…(どうしてもう一緒に行く前提なんだよ、と疑問に思いつつもそんな事を言ったらまた拒絶されたと勘違いされかねない為頭の片隅にあった別の疑問を問いかけて。「青の服言うな、」と嫌そうに顔を歪めながらも連れて来て貰ったというのもあり仕方なく財布を出し支払いを済ませれば家の方角へすたすたと歩いて行ってしまい。
今日は本当大人しいよな。(今更珍しいなとおもい、軽く引きながら「……やっぱ調子狂う」と、ボソッと相手に聞こえないぐらいの声で喋り、後ろから相手の後をおいながら
…んなことねーだろ、(自分では大人しいだ何てまるで自覚がないようで不思議そうに振り返れば別に自分だって苛々していないときは普通で有ると。後を追ってくる相手の姿を確認すれば再度前を向き歩き始め、呟いた声など蝉の鳴き声に掻き消され聞こえる筈もなく。
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