主 2013-07-28 14:25:57 |
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え、…っ、
( いきなり腕を掴まれ相手が立ち上がった。何事かとまたも目を丸くして驚く。発言も把握できぬまま抱き締められ、自身の首筋を伝う唇そして耳に息が触れる。柔らかく優しい感覚に胸が高鳴る。まただ、平気でそういうことをしてくる。普通なら拒む所だろう、相手にとってこの行為自体には意味はないのだろう。そんなことわかっている、でもどうしても受け入れていまう自分がいる。その時まだ少し濡れている髪が頬に触れる。なんだかひんやりと冷たい。この状況で少し火照っている顔にはちょうど良いのかもしれない。「 なんか冷たくて気持ちい…。」と口にすれば更なる冷感を求めて自らも相手に身体を擦り寄せる。 )
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