主 2013-07-25 19:01:44 |
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>飛鳥
…声で分かった。
(本当は相手の声を自分が間違える筈が無いのに、と思い口にしようとしてしまうものの、今声に出していう事とは思えずに言葉を喉の奥に引っ込めて。のんびりと構える自分とは対照的に雨の止む事の無い外に慌てた様な視線を投げかける相手を横目で時折観察していると、ふと目が合い此方を見て尋ね掛けられたことに一瞬驚き、はたりと瞬きをすれば再び窓の外に視線を投げかけると「…ギリギリ迄雨足が弱まるのを待って、止まなかったら濡れて帰る気だった。」と今まで思っていた算段を口にして。風邪を引くなりなんなり相手は心配でもするだろうか、などと相手の世話好きな性格を思いつつも相手の様子を伺う様に窓から目を離し相手へとチラリと視線を向け)
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