主 2013-07-25 19:01:44 |
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冬樹
とりあえず応急処置っ
(しゃがみこんだ侭相手の顔を少しばかり眺めていればやはり口元の切り傷が痛々しく見えて仕方ないのか制服のポケットを漁り何かを探し始め、それを見つけたのか少し表情に明るさを見せれば右手に持つのは小さな絆創膏。とにかく貼っておけば何とかなるだろうという浅はかな考えで消毒することも考えず相手の傷口にペタリと絆創膏を貼りつけては上記言い満足そうな顔をして。毎回相手が喧嘩をしてしまうのは喧嘩好きで気性が荒い性格だからだと勘違いしていたようで「そうなの...?毎度、冬樹が喧嘩売ってんのかと...」そんなに沢山喧嘩するなんてよっぽど彼に吹っ掛けてくる輩が多いんだろうな、と今更気づいた様子で。暫く降り続く雨を見ていれば思い出した様に勢いよく立ち上がっては「そうだ、屋上に忘れ物してたんだった!」と言うとその忘れ物を取りに雨に濡れる屋上に飛び出しキョロキョロと顔を動かし探しているとそれを見つけたようでその場所に駆け寄りフェンスに掛かっていたネッグウォーマーを手に取ると「これ昼休みの時忘れてきちゃってたんだよねぇ」と呟き興味も示さないであろう相手にあったよー、とでも言わんばかりにネッグウォーマーを上に掲げブンブンと大きく手を振って
(本当、駄ロルで申し訳ない...こんなのでも宜しければこれからも宜しくお願い致しますっ)
聡
おーい、聡~...って寝てる、かな?
(帰る前に少し図書室に寄って気に入った本を見つけては「別に借りる許可なんていらないよなっ」などと能天気な事を呟いてその場を後にして。教室へ向かう途中窓の方に目を遣るといつの間に降り出したのか勢いが増していく雨が視界に映り。立ち止まって窓の方を見つめながら今日は折り畳み傘など持ってきていたかと考えてみればやはり忘れてきていたということに気付き「図書館でまったりしてる場合じゃなかったのか...」後悔の溜め息をつくとどうやって帰ろうかと首を項垂らせながら廊下を歩いているとふと教室に居残る幼馴染の姿が見え、何か思いついたように相手に駆け寄って上記言うもほぼ瞼が閉じかかっている様子で少し声のトーンを落として。一応聞いておこうとそのままの声で「あのさ、今日傘忘れたんだけど...持ってたり、しない?」緩く首を傾げながら問いかけてみて
(絡ませていただきました!いえいえ駄ロルなんてとんでもない。私が言うのもなんですが素敵なロルですよ!そ、そんなこと言うなら私の方が駄ロルではありませんかっ←←)
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