主 2013-07-20 21:07:17 |
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へーきっしょ、お化けなんていねェんだから。((だからさっさと終わらせて帰ろうぜー、とか続けて足を草に踏みしめたつもり、だった。後ろから聞こえてきた声に、吃驚したのか、驚いたのか良く分からないけど、一緒足首に冷たい感覚が走った。やばい水溜まりにでも入ったか。ふと焦燥から足元を見ても、何も無い。気味が悪くなった、そんな中返ってきたのは帰る、という言葉、「..え、もう帰んの-?」取り敢えず強気だけは保って置いた。この恐怖に歪んだ顔を見て欲しくないから、取り敢えず顔を伏せて、相手の言葉は不思議と耳に入らなかった。どうしよう、言葉にならない焦燥が体を襲って、静かにもう一度足を踏み出した。ふと懐に入っていた携帯がぷるぷると振動を鳴らして、ふと持ち上げてみたら圏外なのに繋がる通話。不気味だから受け取らないで消して、鞄に無造作に押し込んだ))>朔也
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