@トピ主 2013-07-20 18:37:50 |
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【黒薔ノ国/城門前】
>佟餮
(妙な浮遊感と敵国であっても目上の人間に持ち上げられている状況は落ち着かない。相手の言葉には何故か説得力があり苛立ちを見せる世話係を一瞥すると僅かに眉尻を下げて。地に足が付くと共に己にしか聞こえぬような声量で告げられた台詞に、小さく下唇を噛んで。結果的に助けて貰ったがただの退屈凌ぎであった事を痛感させられる。次いで現れる黒地に紅の模様の入った着物を纏う相手の大胆な行動には瞠目してしまい、) お、…おやめください。 (ゲームを見つけた無邪気な子供のように映る相手へと言葉をかけて)
>椿
他の仕事があると分かっていたから、私は…――本当よ。
(彼女の言う事は一理あり一度言葉を詰まらせてしまう。相手の仕事場を知らない上に城内を彷徨うような危険な行動は出来ず外に出た事は恐らく相手の信頼を失ってしまっただろう。言い訳じみた言葉を紡ぎながらもただ、このままでは王様から撃たれてしまう可能性があり、普段の優しい世話係へと戻って欲しいとの一心で。)
>芙蓉
あ…の、
(新たに表れた人物に思わず目を見張ってしまう。幽閉されていても城や国内部の情報は耳に入ってくる為に、纏う着物や顔立ち、そして特徴的な瞳の色から彼女が残虐部隊の人間である事理解できたらしく驚きを隠せぬ様子で言葉を紡ぎ。しかし今の状況を打開するかという僅かな期待は裏切られ完全に王様の命令通りであり。その従順さに一度唇を噤むも無関係の人間を悪戯に傷付ける行為を止められるのは間違いなく彼女だけであろうと恐る恐る声を掛け)
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