ルシファー 2013-07-20 16:26:59 |
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…手間のかかるモノですね。
(忘れていた事をするため再び牢の前に現れた男、打ちひしがれる姿を尻目に猿轡を指先で回し「お前に面白いもの見せてやるよ」意味深にそう呟けば不気味な笑み覗かせて彼の口に猿轡をし手を拘束すると牢の目の前にある隠し扉へと姿消しそれ以降現れる事なく。__屋敷内へ入ると己の頭上を飛び回る一羽の鳥、暫く飛び回ったかと思えば鉄格子の窓へと飛び何かを知らせるように其処から離れず。しかし嗅覚や聴覚に優れている己にとっては助け舟など不本意で、一度も其方へ視線映すこともなく表情崩さずに今だ飛び回る鳥を背に重々しい扉開き足を踏み入れて。不気味な程静まりかえったホール、これほど広い屋敷なのに使用人の姿や気配すら感じず五感によって分かる彼の気配を頼りに廊下を進む、それに反響し己の足音だけが響き渡っており。やや進み地下室へと差し掛かるもやはり彼以外の気配は感じず、不審に思うも出払っているのかと考え階段を降りて行き幾つもの牢を過ぎ行きて行けば一番奥の牢へ。拘束されているものの特に怪我もなく無事な彼を見れば己も気付かない程無意識に安堵し表情和らいで。それでも交わす言葉は変わらないが少々彼を労わるようなニュアンスも含まれており。ここで奴らに鉢合わせしてしまっては彼を庇いながらの戦闘となり困難が生じる、厄介なモノだと眉間に皺寄せるも針金を使い難なく鍵をこじ開けて。彼の猿轡を外そうとしゃがみ込んだ瞬間、隠し扉から不気味な笑みと共に気配を完全に消していた男が現れ硬い鈍器で素早く己の頭部を強打、膝を付いたところで丸腰の背を切られそうになるが寸前のとこで腕でガードすると其処からぽたりと血が落ち。一瞬とはいえ二度も隙を付かれ相手に身を許してしまった、プライドの高い己にとってこんな屈辱はない。気絶せず朦朧とした意識の中地に付いた膝を、己の心を奮い立たせたのはその誇り高きプライド、そして彼を守らなければという無意識による行動であり。額からの流血を袖口で拭い男を鋭く睨み次の手を考え男の腰へ目をやれば銃が掛かっており、己に向かってきた瞬間鉛玉を喰らわそうと構えるが男の攻撃は己ではなく彼で、一瞬ゾクリとした感覚に襲われると次の瞬間には彼の上に覆い被さって攻撃を受けていて。鋭い痛みに小さく息漏らすが再び立ち上がろうと膝に力込めるが叶わず、ゆっくりと意識が遠退いて地に伏してしまう様子に男が口角あげ満足げに見下ろし返り血を舐めながら彼に視線を移し不気味な程低い声で問い)
__な、面白かっただろ?
(お久しぶりです。お変わりありませんか?お待たせしてすみません;;ロルがまとめ切れず長くなってしまい申し訳ないです::それとトピ上げとても助かってます、ありがとうございます^ ^)
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