( おそらく講義の前に邪魔であろうと外し、そのまま机の上に忘れてきたのだろう。思い返すと何故忘れたのだろうと自分が悔やまれて仕方がない。いくら考えても現状は変わらないということは分かっているが、それほど面倒くさいのだろう。誰か届けてくれないだろうか、などとあわよくばな考えを巡らせながらも大学へと着いていて )