不良女子×優等生男子～4人の交わる道～:NL

瑞樹
この部屋にいるときだけは着けてもらう(嫌がる相手を知り目に言い
お腹触らせてたりしてなかった？(首傾げて

佐伯
通行手形だと思うしかあるまい…（自分に言い聞かせ、宿の為に渋々了承し）
……してない！（思い出すと赤面し、ﾍﾞｯﾄに飛び込み）
もう寝る！（布団を頭から被る）

瑞樹
そう思ってくれればいいよ(ｸｽｯと笑うと一応眼鏡ｹｰｽも相手に手渡して)
表情と発言があってない(相手の行動を目で追っては普通に突っ込んで｢俺は風呂入るから｣と言えばその場を離れて着替えを用意して脱衣所に向かい

佐伯
わかった…（嫌々ｹｰｽを受け取り）
煩い！黙れ！（布団の中から叫び）
どうぞ、ご勝手に！（「お前の部屋だろ」と呟き）

瑞樹
なんてか…素直じゃないな(叫ぶ相手を見て言えばﾊﾟﾀﾝｯと扉を閉めて、暫くすれば髪を上げて出てくれば｢寝た？｣と問い掛けてみて

佐伯
……寝てない（布団の中から応え）

瑞樹
一つだけいい？(相手を見下ろしてタオルで頭を拭きながら問い掛けて｢布団暑くないの？｣と季節＆気温を考慮して

佐伯
貴様の風呂上がり姿を見るくらいなら
布団の中で立て籠もる！（暑さを堪え）

瑞樹
裸で出てきた訳じゃないんだから(苦笑すると仕方ないとｸｰﾗｰの温度下げて頭を乾かし、床にｺﾞﾛﾝと横になって欠伸を洩らし

佐伯
……ﾎﾟﾁ（布団から顔だけ出し）
…風邪ひくぞ（タオルケットを渡し）

瑞樹
ﾎﾟﾁじゃない(今更ながら否定しては｢ありがとう｣と素直に感謝述べて｢優しいな｣と微笑み

ﾎﾟﾁはﾎﾟﾁだ…（再び布団の中に潜り）
優しくない！（布団の中から大声で）

俺は颯だ(初めて自分の名前を名乗っては上体起こして布団に目を遣れば頭の位置を撫でてやり｢ありがとう｣と再び伝えて上体を戻して

佐伯
今更遅いぞ！一生お前をﾎﾟﾁと呼んでやる！（布団の中から「撫でるな！」と騒ぎ）

瑞樹
なら、工藤さんはタマって呼んであげる(相手に呼び方を変えさせるのを諦めると自分が呼び方を変えようと)
いいじゃん(珍しく楽しそうに笑って

佐伯
あーもう！わかった！（流石にﾀﾏは嫌なので）
颯！これでいいだろ！（布団から出てきて相手を睨み）
世話になっているから我慢してんだぞ!?（イライラを抑えた声で）

瑞樹
それでよし(ｸｽｯと笑えば頷いて｢改めて宜しく、瑞樹｣と言えば出てきた相手の表情見て)
早く慣れるように(悪戯に言っては直ぐに手を退けて

佐伯
今更宜しくも無いだろ!?（赤面しつつ）
大体お前、私のこと飽きたんじゃなかったのか!?（相手を睨みつけ）

瑞樹
これから暫くは一緒の部屋で過ごすかもなんだからいいだろ(赤面する相手が可愛く見えて視線逸らせて)
俺もそう思ってたし、お互い様のはずだろ(睨む相手と見つめ合い

佐伯
いいだろって何がだよ!?（やや動揺し）
な、何だよ…(見つめる相手に睨みつける事も出来ず