不良女子×優等生男子～4人の交わる道～:NL

瑞樹
…何？(ヘッドホンしており、声でなく衝撃で振り返るとヘッドホン外して蹴られて不機嫌そうに問い掛けて

佐伯
今日…（やや躊躇い）
…お前の部屋、泊めろ（相手を睨みながら「まだ私の部屋割、決まってないんだよ」と呟き）

瑞樹
いきなりだな、まぁ…いいけど(相手の唐突な問い掛けに少し驚くも深く考えずに答えて｢まさか決まるまで誰かの部屋に泊まる気？｣と問い掛けては部屋の前で止まり鍵を開けて

佐伯
仕方ないだろ…
クラスの奴ら、私が話しかけただけで逃げるんだよ（相手の後ろを歩き）
たまたま今日はﾎﾟﾁが目に止まっただけだ（「明日は知らん」と溜息して）

瑞樹
そう…(悪態つく相手を見ながら言えば中に入ってヘッドホンを外して置けば｢そこのベット使っていいから｣と自分が普段使うベットを指差して)
誰彼構わず泊まるのはよせよ、女の子なんだし(ため息吐く相手にため息返して

佐伯
いい、床で寝る（「部屋の主はお前だろ」）
ﾎﾟﾁは自分のﾍﾞｯﾄで寝ればいいだろ（適当に椅子に座り）
今のところ泊まれる部屋が見当たらないんでな（「適当に声掛けて、誰かの部屋にでも世話になるさ」と苦笑）

瑞樹
部屋主だから決めてるんだ(冷やしたｸﾞﾗｽを取り出すとｲﾁｺﾞﾐﾙｸを注ぐと向かいのｿﾌｧ-に腰を降ろして｢工藤も飲むか？｣と差し出して←強制)
それなら決まるまで入れば？(見かねた様子で言えば｢暴れなければだけどつけ付け足して

佐伯
ﾎﾟﾁ臭のするﾍﾞｯﾄで眠れるわけ無いだろ…（軽く睨み）
……（仕方なくｲﾁｺﾞﾐﾙｸを受け取るが口にせず）
いいのか？いつ決まるかわからないんだぞ？（「私がいつ暴れた？」と睨み）

瑞樹
気にすんな(睨む相手を軽く流して｢てか、俺の事がそんな嫌いか？｣と直接的に問い掛けて)
他の所で問題が起きる方が嫌だからな(相手を見て言うと｢初対面で蹴りを入れようとしたのに｣と苦笑して

佐伯
……（「嫌いとは言ってない」と呟き）
おい、私は問題は起こしていないぞ？失礼な…（「あれは貴様が悪い」と睨み）

瑞樹
それは少し意外だ(相手の呟きにからかうように言うものの嬉しそうに笑みを溢して)
いつ問題が起きてもおかしくないようにしか見えん(睨む相手の頭を撫でては｢何があったか知らないが八つ当たりだろ｣と苦笑して

佐伯
意外か？嫌ってほしいなら嫌ってやる…（「好きだとも言っていない」と呟き）
勝手に言ってろ（「触んな！」と撫でられるのを嫌がり）
八つ当たりなんてしていない！（苛立ち始め）

瑞樹
別にそんな事言ってないけど(苦笑して｢それは見てわかる｣と返して)
はいはい…(流すように言うとそのまま頭を撫で続けて｢また暴力か？｣呆れて問い掛けると飲みきったｸﾞﾗｽを片しにｷｯﾁﾝに向かい

佐伯
……（心を落ち着かせようと深呼吸をして）
兎角だな、ﾎﾟﾁには
少なくとも今夜は世話になる（頭を下げるが、慣れないことに体が震え）
しかし、この学園は変な奴ばかりだな（「ﾎﾟﾁといい、あいつといい…」窓から外の景色を眺め）

瑞樹
慣れない事しなくていい、決まるまで居るのにそんな事してたら疲れるぞ(相手の様子に投げ掛けては｢それまでは此処が家だと思って寛げば｣と付け足して)
そういえば、関内の家ならもっと広いかもな(思い出したように言えば相手を見て

佐伯
じゃ、やめる（頭を上げ相手を睨むような目で）
関内の家？（先日連れて行かれたときのことを思い出し）
ﾎﾟﾁも行ったこと、あるのか？（そこまで関内と仲がいいのか、と呟くと警戒心が増し）

瑞樹
やめるのはいいけど、その目付きもやめてくれ(再び睨む相手の頭にﾎﾟﾝｯと触れて言い)
行ったことないがあいつはﾎﾞﾝﾎﾞﾝだからな(関内の家柄を考えながら答えて

佐伯
悪かったな、私は視力が悪いんだよ（余計に睨むような目つきになり「文句ある？」）
だから触るな！（相手の手を払い睨みつけ）
関内がねー…(まだﾎﾟﾁどころか関内の事もあまり知らないな、と考えて

瑞樹
これなら睨まなくてすむか？(度が低い眼鏡を取り出すと相手に掛けてみては覗き込んで｢文句はないが睨まれて良い気はしない｣と返して)
仲良さそうなのに知らなかったのか？(首傾げて仲良さそうに見えた様子思い出し乍言って

佐伯
眼鏡は面倒だから嫌いなんだよ！（眼鏡を嫌がり）
は？誰が仲がいいって？（あきらかに嫌そうな声で）