主 2013-07-05 19:34:52 |
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――…ん。
(目覚ましとなったのは窓を叩く大粒の雨音。鉛のように重い瞼を抉じ開け、視界を白く暈す靄を追い払う様に、指を目頭に擦り付ける。己の瞳に映る窓に縁取られた景色は、先程まで青一色だった空が一変、次々に浮かび上がる雨雲が世界を塗りつぶして灰色に染まっていた。小刻みに動くたびに下半身広がる柔らかい感触に、ソファで転寝をしてしまったんだ、という簡単な結論に辿りつく。後ろ髪を掻き上げ、寝起きで覚束無い足取りで玄関へと足を運べば、明らかに彼の靴が足りない。……この大雨のなか、未だ何処かをほっつき回っているのか。確か、今日は晴れるから、と彼は傘を持たなかったはず。記憶を巡らせ呆れと共に不安感を覚えれば、迎えに行こうか、連絡を取ろうか、なんて溜息を付きながらも策を練っているようで、)
(/ 遅くなりました、>6の者です!希望は同居、兄妹(姉弟)などなど…。
ロル短くなったり長くなったりと不安定ですが、考慮の方を宜しくお願いします!!
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