加賀斗> そうか、残念だな。もう少し困った顔を拝んでいたかったのに。 (冗談なのか本気でするつもりだったのか、笑みを浮かべながらもどちらともつかない口調で言い遣り。ポケットから今度は手帳ではなく飴玉をひとつ取り出せば、「すまなかった。苺ミルク味の飴なんだ、甘すぎないから甘党じゃなくても食べられるかもしれない」と仲直りのつもりなのか差し出して相手の表情を不安そうに窺い。)