プロローグ 行き場所のないあたしはただひたすら歩く事しか出来なかった。 心がズタズタなあたしに 「…俺のところに来いよ。」 無邪気な笑顔で優しく接してくれた。 あなたが居たから 優しくなれた。 あなたが居たから 人を愛する大切さが分かった。 あなたが居たからー。 ねぇ 神様。 お願い事があります どうか、もう一度あの人に会わせて下さいー。