桐澤 唯 2013-06-16 22:37:47 |
通報 |
本の歴史教科書の記述が修正されるたびに、中国をはじめ主として東アジア諸国から日本政府に対して激しい抗議の声が上がる。それは政府(文部省)による「教科書検定制度」により、教科書の記述内容が書き直しをさせられたからだ。教科書記述の修正の原因が「教科書検定制度」にあることが分かり、とても興味を持った。そこで、「教科書検定制度」の始まり、それ以後の経過、書き直し(修正)の実態、そしてこの制度に対して憲法違反である、とする立場から家永教授が政府に対して起こした「家永教科書裁判」の内容と意義、などについて研究調査した。さらに、最近、警戒すべき右翼的な傾向として、侵略戦争を肯定する立場から教科書がかかれ、「教科書検定」に合格し、出版された。それとは反対に、ともにアジアの平和、友好を願う立場から、中、日、韓の三国の学者たちによって三国共通の歴史教科書が出版された。これら二点の相対立する新しい動きにも注目し、触れている。
http://www.miumiu-jp.com/
トピック検索 |