…それではお言葉に甘えさせて頂きます。 (喉奥を鳴らす相手にきょと、と何処が間抜け面を晒すも直ぐに相手の言葉に安堵の息を吐いて。袖を引っ張られれば何故か相手が子供の様に見えてしまい薄っすらとではあるが口角を持ち上げては「えっと…あの、今更なんですがお名前を伺っても…?」ふと気がついた相手の名前を問うては首を小さく傾げて。