北條 格 2013-06-15 15:06:07 |
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( やっとお昼までにやろうと決めていた仕事が終わった。ふう、と息を吐き背凭れに凭れて時計を見てみると、もう休憩の時間になっていた。ふと周りを見てみるとお弁当を食べている人や外食をしに行っている人などがいて。ふと彼の席に視線を遣ると彼は居ない。彼も外食しに行ったのか。それとも食堂に行ったのか。と考えながらも、一緒に食べたいな。とか心の中で思って。休憩が始まって何分か経つ。すぐに行くつもりだったのに仕事に集中してしまって時計を気にすることすらしなかった。今行ったら確実に混んでいるだろう。かと行って外食するのも面倒だと思い仕方なく食堂に向かって。食堂へ辿り着くとやはり人が沢山居て食券売り場には沢山並んでいる。まあ仕方ないか、とか思うとその列に並んで。自分の番がくると何にしようか迷って。今日はあっさりと和風定食にしようか。和風定食とは味噌汁と御飯とお浸しと鯖の煮付け。よしそれにしよう、と確定するとお金を入れて出てきた券を手に持ち食堂のおばちゃんに渡して。何分かして料理が乗っているおぼんを受けとると空いている席を探して。丁度奥にある席が空いていて。其処に向かい席に座ると机におぼんを置いて食べ始めて。己が座っているテーブルには後ふたり座れるように椅子が2個空いている。誰でも座れるように少し狭いテーブルの上にある自分の定食のおぼんを寄せて。/)
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