～僕の初恋をキミに捧ぐ～ 【なり】

…やだ。
逞が本当のこと言うまでどかない。
(相手がなにか隠しているそんな気がすると引き下がる気は更々起こらず真っ直ぐに見つめ


遅くなってすみません！！

どけって…。
それに、本当の事って何だよ？
そんなのねーよ。だからさっさとどけよ。
（繭を見据えると強がってそう聞くと内心至近距離の繭の顔にドキドキしている為早くどいて欲しくて起きようとして）

絶対ある…！
逞、いつもなにも言わないで離れてくもん
(起きようとする相手ては逆に動くにはなれないようでジッと彼の顔を一点にしっかり捉えながら"高校受験の時もそうだったし"とどうやら根に持っているようでぶつぶつ呟いて

繭、高校じゃなくて中学だろ。
ないからさ…どけって…。
（顔を逸らすと胸を押さえて横を向き言葉を紡ぎ出すと丸まるようにして）

…っ！そんなのはどーでもいいの/←
(直ぐに粗を拾われた事に顔を若干赤らめるもそれを振り払うかのように首をぶんぶん振ると再度彼に視線を向け。"本当に…？"と疑り深い視線を向け

ぷっ。繭、面白すぎ。（目の前で普通に爆笑しかけていて「何だよ？疑り深いな。俺に嫌われるのはそんなにショックなのかよ。」としれっと自分を見つめる繭を見て）

(爆笑されれば顔をかあっと赤らめすると開き直ったかのように"そうだよ！あたし、逞のこと好きだもんっ"ときっぱりと言いなって)

なっ…!?
良いから退けよ、繭！//（繭の言葉に赤面して手を前に出して繭を退かそうとして

やだ、退いたら逞逃げそう。
(手を前に出されて退かされないよう 相手のＴシャツをギュッと握りしめ

わー！//
わかった！わかったから！もーギブ！//
逃げないから退いて！
(赤面すると繭の肩に手を置いてバッと繭を押して抜けてベッドの端に行き)

わっ…！
いきなりなによ、
(いきなり彼が押し抜けて行ったため驚くとそのままベッドの上にぺたんと尻餅をつくと目をぱちくりさせ

やっぱ…ダメじゃん…。
繭を前にしたら…。
（ベッドの端に座ると膝に顔を埋めて泣きそうな声を小さく漏らして）

…？逞？
(相手の様子をみればどうしたのだろうと疑問符を頭の中に浮かべながら近づいて見て

ダメだ…。
近づくなよ…繭…。
（泣きそうな声で近づく繭に小さく言うと体を丸めて）

(近づくなと言われてもそんな素直に従うようなキャラではなく意思を貫くタイプなためそのまま止めることはなく相手の前へやってくれば"..体調悪いの？"と問いかけ

何で…近づくんだよ…繭。
（近づく繭を今度はこちらから押し倒して顔は髪で隠れて）

…た、くま？
(急に視界が反転し気づけば相手の顔が目の前に歩くことに驚きそのあまり目をまんまるく見開き

俺は…ッ……。
（言いかけると溜まった物を吐き出すように繭にキスをして）

んん…っ//
(何を言い出すのかと思いきや突然の行為に何が起きたのか分からず目を更に目を見開くがそれに受け入れ

ん…ッ…!
（舌を入れて絡ませると離れようとして）

はあ…はあ…たく、ま？
(離れようとしていることに気づけば唇を離し乱れた呼吸を整えようとしながらいきなりなぜこんなことをしたのだろうか、と疑問を抱いて

………。
（相手の上から退くと「……ごめん…繭…薬…取って…。」ゴホゴホと咳き込んで胸を押さえればベッドに倒れ込んで机を指さして）

逞っっ！
(急に苦しみ出した彼をみてはサーっと顔を青く染め。指差した方をみれば確かに薬はあり急いで手に取れば、「はいっ、」と手渡し

んっ…んっ…はぁ…
（薬を飲み込むと胸を押さえてうずくまり）

どうしよう…そうだ、
パパに電話しなきゃ…
(うずくまる相手をみれば自分にできることはと考えれはハッと気がつき。ポケットから携帯を取り出せば急いで連絡先を捜して、

繭…落ち着いて。
大丈夫、発作収まったから…。
（はぁ、と息を着いて繭に言うと起き上がろうとして）

ほ、本当？
(連絡先を探していると相手の声が聞こえ振りかえれば起き上がろうとしていり彼の姿があると「そのまま、横になってなきゃだめ」と言いながら駆け寄って行き

本当。
大丈夫だって、心配性だな繭は。
（上半身だけを起こして胸を軽く叩いて駆け寄る相手を見ればそう言うと「ちょっと動いたら…これかよ。ダッ…セーな…。」と呟いて）

だ…って、逞がいなくなったら…あたし…
(先程の件よりしびれを切らしほっとしたあまりうっすらと瞳に涙を溜めては「よかったー…」とつぶやき

いや、その…ごめん。
泣かせるつもりなかったんだけど。
（繭を見ると俯いて謝りシーツを握り）

((首を横に振りながら涙を拭えば急に立ち上がれば勝手に引き出しの中をガサゴソと漁り←(

ちょ、繭さん!?
なにしてんの!?（相手の行動に驚いた声を上げて見て）

聴診器！
逞、一個くらい持っていなかったけ？！
((昔よくやったことを思い出せば本人は真剣なようで←

いや、良いから！
この年で何する気だよ！（苦笑
（机の一番したに入ってる為慌てて止めにかかり冷や汗を浮かべて）

本当に逞が大丈夫か確かめんの！
((止められては一度は手を引っ込めるがまだ辞める気はないようで口を尖らせながら腕を伸ばし

はぁ～、繭は一度言ったら聞かないからなぁ…。
机の一番したの引き出し…。
（仕方ないと言った顔で小さくそう呟いて）

え、あるの？
((そうと聞けば目を光らせ素早く引き出しの下から聴診器を手に取ればニヤリと振り返り

（探してる間に逃げようと布団から抜けた所で繭が振り返り「あっ…。」と呟くと冷や汗を浮かべて）

はい、逞君、座って
((逃げようとしている相手とは逆に自分は楽しんでいるようで座り直すように促し

い、いや、遠慮しとくよ…繭。
って、おっ！
（手を前に出して首を軽く振り後ずさるとシーツに引っ掛かり布団に倒れ込んで）

(チャーンス☆ときらりと目を光らせてはニコニコしながら倒れている相手の前に現れ)

あの…繭サン…？
顔が怪しいんですけ…ど？(汗)
（自分の前にある繭の顔に危機感を覚えて苦笑を浮かべ）

ふふ、
じゃあ逞君、聴診器当てますねー
(不敵な笑みを浮かべれば横に聴診器を装着しながら気分だけ医者になりきり

繭、医者じゃないだろ！
わかったら落ち着こう、大丈夫だから！
（ダメ元で言ってみて苦笑を浮かべて繭を見て）

だめだめ！
ほら、患者さんは大人しくして！
((やる気満々なようで腕まくりまでしだすと相手のボタンを外そうと手をかけ

～～…ッ//
なんだよこれ…/
（苦笑を浮かべると顔を赤くしておとなしくなり）

なにって、診察に決まってるでしょ
(当たり前のように淡々と話せばボタンをぷちぷちと外し終わると聴診器をお腹に当て"じゃあ、逞君ゆっくり息吸って"と医者になりきり

はぁ…子供でもないのに。
（と繭を見て文句を言いつつもすぅ、と息を軽く吸って）

吸って吐いてを繰り返してー…
((目を閉じながら聴診器に当てている音を真剣に聞き入って

…………。
（すぅ、はぁと呼吸を繰り返えして）


（すいません！時間が取れず返せませんでした！申し訳ありません！）

…はい、逞君の心臓は正常です。
(暫く聞きいったあと目を開けにっこり微笑みながらそう告げ


あ、大丈夫ですよー！(*^^*)