カナリア 2013-06-03 21:38:20 |
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~委員会~
チャイムが鳴り、みんなそれぞれの席に着く。
先生が教室に入ってきてからの第一声が・・・
先生「今から、委員会きめるぞー。まず学級委員から決めてって。
立候補いるかー?」
委員会!?めんどくさそーだし、、、(特に学級委員なんて)
パス、パス~♪
とか思ってたら、男子が1人学級委員に立候補した。
? 「はい。俺やります。」
え!?嘘!!
私が驚いた理由、それは立候補者が時雨れ君だったから。
まあ、成績優秀な時雨君は似合うな!!
もちろん他に立候補者はいなく、時雨君に即決まった。
先生「男子は決まったが・・・女子は誰かいないかー?」
みき、ここはいくしかないでしょ!!
みき「はい!私やりま・・・」
一哉「いや~チンチクリンには無理でしょ。」
みき「!?」
一哉「こいつより・・・ほら、そこの席の、神崎?って奴が良いんじゃないの?
頭良さそーだし。」
先生「チンチクリンて・・・。飯沼、一哉からそういう意見が出てるが・・・」
みき「えっ、いやー・・・その・・・」
なんなの!?こいつ!!みんなの前で!!
しかも、みんな「「早くしろよ~」」的な目で見てくるし・・・
みき「か・・・神崎さんで良いと思います・・・。」
先生「だ、そうだが、良いか?神崎。」
直美「え?ウチはええけど・・・本当にええの?みきちゃん。」
みき「うん!誰かさんが指摘してくれたみたいに私には無理だと思うから!」
と言いつつ、一哉を横目で睨む。
直美「ほんなら、ウチやらせてもらいます。」
先生「では、後のことは学級委員よろしく。」
あ~!時雨君と同じ委員会!!うらやましい!!
これも、全部後ろのあいつが悪いんだ!!
一哉「おい、怒ってんの?」
みき「べ・つ・に!怒ってなんかいません!!」
一哉「いや、絶対怒ってんだろ!」
もう!なによ!こんな奴無視無視!
私の恋の邪魔ばっかして!!この最低男!
時雨「次に、図書委員決めます。誰か立候補いませんか?」
あーあ。仕切ってる時雨君かっこいいな♪
私も近くでサーポートしたかったな・・・
雰囲気に逆らえなかった私も少しは悪いけど・・・。
図書委員、やってみようかな。。。
みき「はい。私図書やります!」
もうヤケだ!!
やっぱり他の立候補者はいなく、私はあっさり図書委員会に入れた。
時雨「次に男子ですが・・・」
一哉「はい。俺やる。」
みき「!?」
え!?こいつと同じ委員会!?それだけは絶対嫌!!
お願いだから他に誰か手挙げて!!
私の願いは、むなしく終わり、結局私は一哉と同じ委員会になってしまった。
一哉「よろしくな?チンチクリン♪」
よろしくしたくない~!!!!!
私は1人、心の中で叫ぶのであった。
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