トピヌシ 2013-05-24 19:45:43 |
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―…此処、だ。
(住所の書かれたメモと携帯を手に家を飛び出し小一時間後、ルート案内に従い歩んでいたにも関わらず田舎者にとって都会の道は解り難く辺りを右往左往していたようで取り敢えず安堵から一息吐き。漸く到着したのは己が住んでいる物よりは幾分も高級そうなマンションで感嘆の息を漏らしながら見上げるも我に返ったように一度ぱちりと瞬きすると建物内に小走りで入っていき。入口に設置されている電子錠に立ち止まると今更ながら躊躇うように立ち竦むばかり、意を決したように深く息を吐き出し心臓が痛む程に高鳴る鼓動を押さえるように胸元の服を強く握り締めつつ震える指で部屋番号と呼び出しボタンを押して、5年振りに逢うという事で込み上げる様々な不安にきゅっと双眸瞑り)
(/こんな感じ、です!足りなければもう少し頑張ります、)
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