赤司君 ん…。あ、すみません。えっと、赤司君? (肩に触れた感触にぴく、と小さく反応を示して相手の気遣う声が耳に入れば真っ先に口から出た言葉は謝罪の一言で。髪に触れる優しい手を軽く握り乍むくりと上半身を起こして声の主を未だ完全には開かない細い目で見詰てはぼんやりとではあるが綺麗な赤色が目に入り、自分のよく知る人物で赤色髪の彼の名を呼んでみようか。)