瀬口 棗 2013-05-14 18:54:57 |
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> 瀬口先生
...瀬口先生か、びっくりした-。
(久々に職員室へ出勤。くああ、と何処か気紛れな猫を思わす大きな欠伸を零し乍がらがらと扉を開けて入る。目尻に浮かんだ涙を指で拭いつつ己の席へ向かう途中に聞こえた声。びくっと肩を竦めて其方に顔を向ければ特に表情も変えないまま上記を呟いて一息つくとお早う御座います、と取り敢えず挨拶を。無気力ながらも笑みを浮かべる彼女を視界に捉えつつ「ですねえ。..どうも保健室に居ると寝てしまうので。」等とほざき乍彼女の隣の席―つまり己の席に鞄を置いて椅子を引き腰を下ろす。また一つ、大きな欠伸をして。)
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